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子育てコラム

人との関りの中で

2023-06-14
子育てをしていて、ふと思ったことがあります。駅まで歩くほんの10分の間に「何回人に謝っているんだろう」と。我が子がフラフラ歩いて人に当たりそうになって「すみません」優しく道を譲ってもらって「すみません(本当はありがとうございます)」一人で歩いて駅に行くまで誰とも話すことなんてありませんでした。「あー子育てって、いろんな人と関わってしていくのだなぁ」と思ったものです。
コロナ禍の中人との関わりが薄れた3年でした。子どもが生まれても公園に行けなかったお母さんがいらっしゃると思います。
少しコロナが落ち着いて、お子さんを連れて歩いてみると、周りの方々から声をかけられることがあると思います。
今の時代見ず知らずの人に声をかけにくいご時世ですが、子ども連れのお母さんには声をかけやすいもの。そこには子育てを頑張るお母さんへのエールが含まれていると思って耳を傾けてみるのも、人との関わりの一つ。
子どもも、家族以外の人との付き合い方を少しずつ学んでいける場になるのではないでしょうか?
 

2023-05-27
生まれたばかりの赤ちゃんの小さな手はなんとも愛おしくこの上なく大切な存在の象徴のようにおもいます。
小さな手に指を当てるとギュと握り返してくれるととても幸せな気分になった親御さんは沢山いらっしゃるのではないでしょうか?

手には不思議なパワーがあると思います。
たとえば、『手当て』という言葉がありますが、“ケガや病気などの処置をする医療行為”という意味の他に、子どもがお腹が痛いと言った時に手で腹部を撫でると子どもが安心することがおります。手には触れることで不安や緊張を和らげ気持ちを落ち着かせることができるのです。
誰かとハイタッチする、手を繋ぐ、手ほどきを受ける、手間をかける、下手に出る、下手、手を打つ、などいい意味でもそうでない意味でも手を使った言葉はたくさんあります。
小さな手を繋いで歩ける時間は短いもの。
ギュッと手を繋いでお子さんの温もりを感じながら、手間をかけて子育てしてみてくださいね。

想像力の大切さ

2023-05-10
想像力とは  目の前に存在しない事を頭に思い浮かべる能力 、とあります。

私たち保育者は子どもたちに「自分の嫌なことはおともだちもイヤなんだよ」と伝えるようにしています。それは人のことを自分に置き換えて考えて欲しいという気持ちがこもっています。まさに想像力を働かせるということだと思います。

人と接していく中で相手の気持ちを慮ることは大切なことです。気持ちは目に見えないですよね。でも小さな子どもでも“こんなことしたら、おともだちイヤだろうな”、“今〇〇ちゃん泣いているから悲しいんだろうな、よしよししてあげよう”など気遣いができるようになります。まさしく想像力ですよね。 色々な事を考え出す想像力も大切ですが、まずは近くにいる人の気持ちをわかってあげられるようになって欲しいと思います。

2歳前後には「これ何?」攻撃が始まり、何を見ても何度でも「これ何?」と聞いて来ます。お母さん方は何度も時を選ばず同じことを聞かれ時には適当な答えをしてしまうことがあると思います。でも自分が一生懸命聞いていることに相手が適当な返事をすると気分は悪いですよね。正解を求めているのではなく、相手がどう真剣に接してくれるかが子どもにとって重要なのでは?と思います。

そんな風に考えると、子どもの想像力の豊かさがコミュニケーション能力を高めていく大切な役目を果たすのではないでしょうか?

子どもの遊びの中で

2023-04-26
子どもは遊びの天才などとよく言われますが日々子どもと接していて「わぁーこんなこと考えるんだ」「こんな遊び方するんだ」など大人の頭では考えつかない事が多々あります。
いわゆる“柔らか頭”なんでしょうね。
そんな遊びを見ていると、遊びの中には理科の力がたくさん詰まっていると思います。

理科と言えば堅苦しくて敬遠したくなりますが、本当に身近な所に理科は存在しています。
例えば、

シャボン玉を 飛ばす(風の向きを考えて飛ばす)
粘土遊びをする(形の変わり方を知る)
砂場でトンネルを掘る(空間のに使い方)

ほんの一例ですが子どもが無意識に遊んでいる中で理科の力が育っていってくれたらいいなと思います。

時々、お母さん方もそんなことを考えて子どもの遊ぶ姿を見てみてください。楽しい発見があるかもしれません。

新しい環境に慣れるには

2023-04-12
4月・・・といえば、新しいスタート!という華やかなイメージがありなんだかウキウキしますよね。
けれど、新しい環境に慣れるには体力も気力も必要です。

大人の私たちも気が張って疲れが溜まってしまいます。子どもたちも同じように過ごしていると思います。 言葉で表現できない分、朝ぐずぐずと用意ができなかったり、泣いたりしてしまうと思います。そうなると「朝の忙しい時間なのに」とお母さんは余計に困ってしまいますよね。お母さんがそう思うのも当然だと思います。が「私も朝しんどいなぁ」「なんだか調子が出ないわ」とちょっと自分に置き換えてみて下さい。少し子どもの気持ちに寄り添えるのではないかと思います。 とはいえ、なかなかうまくいかないのが日常だと思います。

無理せず時々子どもに寄り添うという気持ちを持とう、とおもってみて下さい。
皆さんが気持ちのいい朝を迎えられますように。
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