お家での姿と保育園での姿
2022-10-26

「何で保育園ではできるのに家ではできないのだろう」 このように感じることがありませんか?
例えば「給食では苦手な野菜をよく食べているのに家では全く食べてくれない」など。 ではなぜ保育園と家では違うのかお話ししていきたいと思います!
まず保育園は集団生活です。 給食を食べるのもたくさんのお友達と食べます。 その中でワイワイとお友だちと楽しみながら 食事をすると苦手なものも食べられたりします。 また、保育園ではみんなも食べているし、苦手なものも食べなくちゃと考え頑張っていたりします。(決して無理強いなどはしません) 他にも着替えやお片付けなども、身の回りのことは3〜5歳になるとほとんど自分で行います。 こういった保育園での集団生活の中で子どもたちは無意識に頑張っているのです。
しかし一方で家はリラックスできる場です。 きっと大人もそうだと思いますが、仕事から帰ってくるとホッとするように子どもたちも保育園から帰ってくるとホッとします。 保育園や幼稚園で頑張った分お家では甘えたくなるものです。 苦手な野菜を残してしまったり、お着替えなどママやパパに頼んだり。 しかし、お家でも頑張ってほしいと思う事もあるでしょう。 そんな時はまずは子どもたちの頑張りを認めて声をかけてあげる事が大事です。 「保育園で苦手な野菜を食べられたんだね」 「保育園でよく頑張ってるんだね」など子どもの頑張りの様子をしっかりと受け止め褒めてあげるということです。 大人でもそうですが、頑張ったことを認められると次も頑張ろうと感じると思います。 子どもたちも同様です。 お子様の保育園生活の話をしっかりと聞き共感する事で子どもたちも「家でも頑張りを見てほしい!」と自然とモチベーションも上がってきます。 すると、お家でもできるようになってきます。
最後に、保育園と家の様子が違うということはよくある事で、焦る必要もありません。 家で甘えるということは子どもたちにとってリラックスできる場なのです。 お子さまとのコミュニケーションを大事にしながら焦らずゆったりと過ごしてみてくださいね。
